Weekly Report | 学び(Vol. 5)


春に台湾にて研修に行かれた、二回生のパトリシア・ブディマンさんの記事です。

研修終了直後に、書いていただいたブログとなります。

日常生活や海外インターンシップにおいて気に留めておくべき

7つのことを、彼女の経験を通してまとめてくださいました。

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6週間の海外インターンシップがついに終了しました。

台湾に来たのも、一人で海外に行くことも初めての経験でした。

この経験は、すべてが楽しく、そしてなにより、「将来自分は必ず教育シーンで働きたい」

と決心するきっかけと成りました。(バイトでお金が貯まったら必ず行きます!)

一人で知らない土地に行くと、自分は本当に「異文化空間」の中にいることをありありと感じ、その分経験値もグンと高くなります。

私が6週間の教育系海外インターンシップを通して学んだことを、7つにまとめたので是非読んでいただきたいです。


1. 「予想外」はいいアイディアにつながる

2. オープンマインドを持とう

3. 言葉が通じない=静かな時間

4. 敏感であり続ける(インスピレーションはたくさん転がっている!)

5. 失敗に寛容になる

6. いつも違う「生活」をする

7. 時間は飛ぶように過ぎることを知る



1.「予想外」はいいアイディアにつながる

よく、自分の中で予想外なことが起きた時落ち込んだりします。そんな経験ありませんか?

わたしは、よく落ち込む人でした。しかし、今回は落ち込まずに、目の前で起きたことすべてを受け入れようと挑戦しました。実は、予想外な展開の中に自分が予想していた範囲内よりもはるかによいアイディアが詰まっていることに気づきました。毎日が落ち込むではなく、驚きの連続となるのです。

(衝撃を受けた臭豆腐のおとも)

2. オープンマインドを持とう

人々の言動行動は、いつも十人十色で多種多様です。

快く思うものもあれば、あなたの価値観からはみ出るものならば嫌なものと捉える言動行動だってあるでしょう。

わたしは、台湾の人々が彼らの文化の規範中で行うことすべてに「尊敬」をすると決めていました。

郷に入っては郷に従うという言葉の通り、訪れた人が忘れてはならない心得ではないかと思います。

自分の価値観を壊し、目の前のことを見ることで自分の世界が変化します。

わたしは、台湾がとても好きになり、特に親しみやすい人々は最高です。


3. 言葉が通じない=静かな時間

わたしは、自分の使える言語が話せる人と一緒にいる傾向が学校でもあります。

しかし、ここは台湾でいつも英語を話せる人と一緒にいることはできません。

中国語のクラスを大学でとっていたので少しの中国語はわかりますし、買い物などではなるべく学んだ中国語を使っていました。

しかし、自分を表現する「言語」というツールが手元から離れ、最初の2,3週間は非常に寂しく孤独感がありました。

しかし、「静かな時間」はマイナス面ばかりではないことに気がつきました。

外に考えや気持ちを発信できない環境に居るからこそ、自分をしっかりと見つめ直すことができます。

たくさんのことをじっくりと考え、好きなことに集中し、忍耐を鍛える。

よい「静かな時間」を過ごすことができました。


4. 敏感であり続ける(インスピレーションはたくさん転がっている!)

たくさんのものを見たり感じたり聞いたり...様々なものに対して敏感であることは、

海外インターンシップ中わたしの習慣でした。

新しい環境にいる時は、逆に言うとすべてが新しいので敏感にならざる得ません。

交通システムや新しく目にする草木花や緻密にデザインされた台湾のお寺、通りすがりの全く知らない人々。

海外インターンシップ中に人々と議論する中で浮き彫りになる、インドネシア・日本・台湾教育システムの違い。

台湾で流れるゆっくりした時間と地元ジャカルタや日本で流れるスピーディで忙しく過ぎる時間の違い。

すべてが気づきと感動の連続でした。


5. 失敗に寛容になる

教育をする上でわたしが教室の子どもたちによく言っていた言葉です。

人の可能性を広げ成長を促すには、失敗に寛容な環境と雰囲気が絶対に必要だと思います。

- ミスをしてもいいんだよ

- 失敗は学びの一部

- 心配しすぎないで

- とりあえずやってみよう

- 練習は完璧にする

- 助けを求めよう

(ある日アルファベットを教える時に行った、人間アルファベット)

6. いつも違う「生活」をする

大学では、わたしは友人と下界でシェアをして生活していますが、生活の中に「わたしのスペース」が存在します。

私たちはよく自分たちのことに注目しすぎて、自分の必要なこと以外を切り捨てているのではないでしょうか。

ホームステイ先のHuang家では、必ず家族全員で夕食をとります。

夕食の後は、リビングで時間を過ごします。

宿題、仕事、インターンシップ先の授業準備などそれぞれが各々のことをしますが

必ず家族みんなリビングにいます。

はじめは、この家族全員が一つの部屋で各々のことをする空間がすごく不自然でした。

わたしだけの空間をすごく欲していたのです。

しかし、子育てや教育において子どもと一つの部屋で過ごすことの重要性を学びました。

(わたしのホームステイ先の兄弟は本当に可愛かった...)


7. 時間は飛ぶように過ぎる

最後に。わたしがインターンシップに行く前、6週間は非常に長い期間だなと漠然と思っていました。しかし、本当に「時間は飛ぶように過ぎる」のです。瞬間を大切に、常に学び続けたいと思います。

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アイセック立命館アジア太平洋大学委員会は、『まだ何者でもない、潜在能力を持ったAPU生』を応援します。現在、2017年夏の海外インターンシップに挑戦したいAPU生を募集中です!

#アイセック #海外インターンシップ #GlobalVolunteer #SDG4 #APU 

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