「リーダー」ってなんだろう?~バランス編~

「リーダー」と聞いて、一番最初にどのような言葉を思い浮かべますか。

役職?権限?責任?優位性?かっこいい?苦手?楽しそう?めんどくさそう?


色々あると思いますが

人をリードする立場になる以前、

私は、「かっこいいけど大変そう」が一番最初に思い浮かんだことでした。

しかし、なんでかっこいいと思うのか、なんで大変そうだと思うのか突き詰めると

コレ!と思えるような答えを導き出せません。

私はリーダーという存在をただ漠然としたイメージでしか捉えていなかったのです。



リーダーってなんなんだ?


この『「リーダー」ってなんだろう?』シリーズでは、

日々のアイセック活動でリーダーについて考えた場面と気づきを、共有したいと思います。

よく耳にする「リーダー」という言葉を解剖してみましょう。




今日のリーダーズミーティングの一場面を共有したい。


President(代表)「もし、今日あなたが部署リーダーとしての立場を退いたら組織はどうなるか考え、この場でシェアしよう」

その場にいる5人の部署リーダーの答えは大きく二つに分かれた。

⑴自分がいなくても今と状況は変わらないのではないか。
⑵自分がいなくなったら組織は危うくなるのではないか。

この質問は、リーダーが組織の中でどのような存在であるべきかを考えさせ

現在、自分どのようなリーダーかを浮き彫りにするようなものと言える。


1と答えた人、2と答えた人、両者ともまだリーダーとしての価値を発揮できていない。

どういうことか。


⑴自分がいなくても今と状況は変わらないのではないかと考えた人

まだリーダーとして持つべき責任範囲が狭く、リーダーとして責任感を醸成する必要があるだろう。

組織は、その性質上何かしらの成長がなければ衰退する。

「今と状況が変わらない」現状維持は、組織成長のトリガーであるべきリーダーの役目ではない。


⑵自分がいなくなったら組織は危うくなるのではないかと考えた人

一見リーダーとしてメンバーから"頼られ"、"責任感がある"ように見えるが、組織停滞の大きな原因である可能性がある。

リーダーが責任範囲を全てに持つことは、メンバーの責任範囲や活動範囲を奪うこととも言える。

リーダーはあくまで組織をLEADすべき存在で、組織の循環や未来を考えるならば、

リーダーがいなくても、最低限組織が健全に機能するよう整えるべきであろう。




責任がなさすぎてもいけない。責任を持ちすぎてもいけない。

リーダーは、組織状態によってリードするスタイルをを柔軟に変え、バランスを取らなければならないのだ。

組織を衰退させるリーダーは、名ばかりで本当のリーダーではない。



「私は、メンバーの成長機会や活動を楽しむ機会を奪っていたのかもしれないな」というのが感想であり反省である。



組織の可能性を最大化させるために、組織の状態を見極めバランスをとる。

バランスは、責任の話に限らずその他の面でも持ち上がる話だろう。

バランスをとることがどれほどの重要か、教えてくれる質問だったと思う。


President(代表)「もし、今日あなたが部署リーダーとしての立場を退いたら組織はどうなるか考え、この場でシェアしよう」



あまり文章書き慣れていないため、わかりにくい部分もあったかと思います。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

このように、日常の小さな一幕から「リーダー」について考えたことを

共有していきたいと思います。







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